頭でわかっていたことようでわからなかったとことが体でわかってきた

2年ぶりにとあるプログラマー系勉強会をやりますよーという告知をFacebookで見かけた。で、まあびっくりした。2年前は平日に仕事終わったあと勤務先からチャリで40分ぐらいかけて家のあたりまで帰って、そこから電車で長野市街まで行って参加してたんだよなオレ。

いまそれやれって言われたら泣きます。いやもちろん誰かにやれって言われたわけじゃないんだけどもサ。

先日書いたように最近体調を崩していたのだが、Podcast でも言っているように原発性アルドステロン症というちょっと面倒くさい病気だったわけ。だいたいこんなカンジの病気。

副腎腫瘍|慶應義塾大学病院 KOMPAS

で、これはナトリウムを分解できなくなって血圧がやたら高くなるという症状 (入院した頃は200こえてた) と、カリウムが不足して筋肉が萎縮してやたら体が疲れるという症状が出る。

副腎から分泌されるアルドステロンというホルモンがどういうわけか過剰に分泌されているためということで、だったら手術して副腎を切っちゃえばいいじゃんということなんだけども、残念ながら造影剤検査で切るべきところが見つからなかったので、切りようがないという状態だったりする。

ウチの奥様には「なんだかんだいって単なるオッサンの高血圧なんでしょう」ぐらいの感覚でお取り扱いいただいておるけれども、ちょっと違うらしい。というか、なんかよくわからんらしい。

で、仕方ないので薬でそのアルドステロンというホルモンの受容体をブロックして、降圧剤で血圧を下げているということなんだけれども、おかげさんでまー体調いいったらないのよ。たぶんこの10年でいちばん体調いいんじゃないかと。というか、今までそういうもんかと思っていた手足のだるいのとか頭がぼんやりしてるのとか、みんなソレだったのねというカンジ。今までよーガマンして生きてたなオレと思っていたりするイキオイ。

まあもちろん治療したわけではないので、油断するとすぐ血圧上がったり、薬で血圧下げてるから急激に下がりすぎてフラフラしたりするのだけれども、それでもやたらだるいのがなくなっただけでエラい違い。

やっぱし不惑となるとお医者サマに診て頂くのは大事なことなんだなと思う次第である。

で、冒頭で言った勉強会なんだけども、体調いいなら行けばいいじゃんというところもあるんだけれども、むしろ体調いいから「ちょっと無理がある」というのがわかったりする。

なんとゆーか、2年前はなんかヤケクソ的というか、どうせ常に具合悪いんだから頑張ればなんとかなる的な誤解をしていたのではないかとゆー気がする。

そらそーだ。常識的に考えて、そんな強行軍やらねーよ。

ということが、なんというか、頭でわかっていたんだけれども、そもそも普段から無理をしているから体がわかっていなかったわけで、わからないのをいいことに無理やりなんとかしていたような気がする。今となってみれば。

そういえばこのBlogにも書いてるけど、毎月1日にやってる小諸のお蕎麦屋さんのイベントに平日のシゴトの後しなの鉄道で行ったりしてたんだ。ムリすんなよオレ(汗

トシくったというのもあるし、病気であることが発覚したからというのももちろんあるような気もするけれども、やはり体調がマトモになったことによって、身体性といえばいいのか、自分の体力でどこまでやって大丈夫とか、そういうのがやっとわかってきたような気がしている。

後ろ向きなことを言っているようにきこえるかもしれないけれども、なんというかとても自由になったような、なんかむしろ幅ができたような、そんな気がしていたりする。

というわけで、改めて落ち着いていろいろがんばろ…

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