長野県千曲市の市報をPodcastにしてみた

2017/8/15:

iOS および Android 用のアプリが存在するので、公開を終了します。アプリについて詳しくはこちらを。

アプリで「市報千曲」を読もう | 千曲市


僕の住んでいる千曲市が千曲市になって10周年なんだそうである。

僕がこの地に越してきてから13年ぐらい?たまたま知り合いの知り合いみたいな方から中古住宅を好条件で譲って頂くことになったご縁で越してきたわけで、周りにはまったく知り合いもいないわけで、それは今でもいないのだけれど(汗)、当時は更埴市といっていた。名月で有名な姨捨山や更科蕎麦の起源である更科地区が含まれる。

今は戸倉上山田温泉のある地域とくっついて千曲市となった。これは平成の大合併の第1号合併市町村なのである。

で、越してきた当初は勤務先は長野市だったわけで、はっきりいって更埴市・千曲市には住んではいるけど関わるところがなく、まあそんなもんだろうと思っていた。

で、ここそろそろ5年ぐらい、勤務先も千曲市内となり、いよいよ千曲市の外に出る機会が少なくなってきたわけであるが、それで気がついたことがある。

やっぱり千曲市と関わることはほとんどないということだ。

買い物も自然と長野市や上田市に行ってしまうし、それは市内のお店が正直あまりよくないからなのだけれど(言い切った。しかし事実だ)。例えば勤務先のシゴトがおわって家に帰るまでにどこかでいっぱい呑んでくかなーと思うこともなくはないが、温泉街や駅前に行ってみるにつけ、ここで飲むなら西友 (24時間営業) で酒買って家で呑んだほうがいいなと思う。

disってるというか、正直な意見である。

僕は昔から、おもしろいことをするために都会に出て行くことはない。おもしろいひとはどこに住んでいたっておもしろいのだとずーっと思っていたのだけれども、それは曲がりなりにも県庁所在地やそこからそんなに遠くないところに住んでいたからだったのだということに今更ながらに気がついた。

いろいろネットで情報を調べてみたりもしたけれども、いつだったか、どこかの掲示板でこんなコトバを見つけた。

屋代高校 (町田註:この地域で1番の進学校。らしい。しらんけど) で伝統的に受け継がれていたコトバは、屋代にはなにもない。なにもないのが屋代だ。というコトバだ。

なるほど、ヒネている(苦笑。

少し移動すれば先ほど書いたように名月や夜景やらで有名な姨捨山があったり戸倉上山田温泉やらがあったりする。むしろ勤務先は温泉街のすぐ近くだ。ついこの前は今生天皇がはじめてプライベートな小旅行で訪れたあんずの里もそう遠くはない。そちらのほうはそれなりに賑やかなのだろうか。だったら噂が聞こえてきても良さそうなものだけれど、花見時期のあんずの里はともかく、あんまりそういうハナシも聞こえてこない。なんかイベント的なことをやったりしていないのだろうか?

そう思って現在の勤務先の人にきいてみると、「やってますよ」などと言われたりする。「あれ?そういうのってどこに情報出てるんですか?まったくわからないんですけど」。「市報ですよ」。

なるほど市報か。お役所から配布されるカミの類を読む習慣がそもそもなく、確かに配られてきたり自分が常会長をやったときに各戸に配った覚えはあるけれども、自分が読むより前に家人が捨てていた。どうやらこの界隈の情報源はソレのようだ。

というわけで、読んでみようと思いつつも、いつの間にか目につかなくなっているということの繰り返しであった。もちろんさっさと読まない僕が悪いのである。もちろん千曲市も他の市町村と同様、市報をWebからダウンロードできるようにしてくれているのだけど、そりゃ知ってはいるけれどわざわざパソコンたちあげて、そこにアクセスして、ダウンロードしてってそこまでして読むなら家に配られてくるのを捨てられる前に読めばいいよなあとは思うわけで。しかし読まないわけで。

たいして興味のないものをがんばって読もうというのはそれなりに強い意志が必要になるようなのだが、こちとらそもそもモノゴトに対して強い意志など持たないことを信条としているのであって、このままでは永久に読めそうもない。

というわけで、いつの間にか手元のiPadに入っていれば、毎月とはいわずも半年に1回ぐらいは読んでみようかという気になるのではないかと。まあそんなことを思ったのである。

というわけで、千曲市10周年だそうなので勝手にしかも後ろ向きに協賛企画。千曲市の市報を電書Podcastにしてみた

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さすがにお手軽方式なので、「気がついたらiPadに最新号が入っていた」とまではならないのだけれども、ここまで半自動化されればさすがに「いっちょ読んでみるか」という気にもなるんじゃないかという算段である。

こういうお役所の配布物って、正直なところ毎号楽しみで楽しみで!というひとはまあそうはいないのではないかと思うので、このぐらい読みやすくしてあげないとなかなか読もうという気はおきないんじゃないのかな。あれ?オレだけですか??w

というわけで、とりあえず実験である。もっすごいニッチなものだけども、他にも使ってみたい方はどうぞご自由に。

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